日本酒とは?知っておきたい日本酒の種類と用語
こんにちは、しずくです!
今回は「日本酒」について書いていきます。
日本酒?そんなの知ってるでしょ!って言う方がいるかもしれませんが、日本酒ってどういうものなのか、どんな種類あるのかなど細かく紹介していきます♪
日本酒とは?
日本特有の製法で造られたお酒のことです。原料は主に、米・米麹・水です。
日本酒は日本に古来からあるお酒で、その起源は縄文時代~弥生時代ともいわれるほど、非常に歴史のあるお酒です。
一般的に「酒」というと「清酒」のことを指します。
では、「清酒」とは?というと、
酒税法第3条第7号の定義では
次に掲げる酒類でアルコール分が22度未満のものを指します。
①米、米麹、水を原料として発酵させて、こしたもの。
②米、米麹、水、清酒粕、その他政令で定める物品(米・米麹の重量の50%以下)を発酵させて、こしたもの。
③清酒に清酒かすを加えて、こしたもの
一言で表せるお酒も詳細な定義があるんですね!
日本酒の用語
日本酒関連のよく使われる用語とは?
この後説明する日本酒の種類でも出てくる言葉もありますので先に挙げておきます。
これだけ覚えればビギナーでも日本酒を楽しむことができるかもしれません♪
玄米の状態からお米をどれだけ削ったかの割合。例えば、「精米歩合60%」であれば、60%まで磨いた=40%削ったということになります。 ちなみに、普段私たちが食しているお米は精米歩合90%程度です。 例:精米歩合80%と、40%のお米でお酒を造る場合、規定量のお酒を造るのに100kgのお米が必要だとします。 さらに吟醸造り(※後述)となると低温での長期発酵を行うため、造るのに時間がかかります。 | |
日本酒をしぼったときに一番初めに出てくるお酒のこと。 圧をかけずにもろみの重さだけで自然にでてくる少量しか取れない部分なので、希少価値が高いです。 荒々しい味わいに感じられるのが特徴です。 | |
中取り | 日本酒をしぼったときに二番目に出てくるお酒のこと。 味と香りのバランスが良いことが特徴です。 蔵元によっては「中垂れ」「中汲み」とも呼ばれています。 |
責め | 日本酒をしぼったときに、「中取り」の次に出てくる酒のこと。 雑味が多いとされていますが、濃い味わいが特徴です。 |
生一本 | 純粋で混じりけのないお酒のこと。 米、米麹、および水を原料として、単一の製造場のみで醸造した純米酒を指します。 |
冬から春にかけて造った新酒を火入れしてから秋まで貯蔵し、二度目の火入れを行わず出荷するお酒のこと。 気温が下がってきた頃におろす日本酒の温度は、外の気温と同じくらい。「常温(冷や)※1」のまま「卸す(おろす)」ため、「ひやおろし」と呼ばれるようになりました。 ※1 | |
生酒 | 通常行われる火入れを行わないお酒のことです。 一切火入れを行なわない「生」のお酒は搾りたての新鮮な味と香りがあります。 |
生詰め | 一度目の火入れのみを行ない、二度目はしないものを指します。 二度目の火入れをしていない分、フレッシュな味わいが楽しめます。 |
生貯蔵 | 貯蔵前の火入れは行なわず、出荷する前に一度だけ火入れを行なうお酒のこと。 生酒に最も近いお酒といえます。 |
無濾過 | 通常行う濾過の工程をせず、もろみを絞って酒粕と分離させたままのお酒のこと。 無濾過のお酒は、よりできたてに近い味わいを楽しめるお酒です。 |
原酒 | 発酵させ絞ったお酒に、水を加えずに出荷したお酒のこと。 一般的に日本酒は、貯蔵後に水を加えてアルコール度数を調整する「加水」という工程を経て造られます。 この加水工程前の状態のお酒です。 |
生酛(きもと) | 天然の乳酸菌を使って作った酒母(しゅぼ)をのこと。 日本酒にとって必要のない雑菌を死滅させる天然の乳酸菌を酒母の中で発酵させ、 手作業で造る日本で最も古い日本酒の造り方を生酛造りといいます。 |
山廃 | 米や米麹をすり潰す工程のことを「山卸し」といい、この山卸しを廃止した製法のことを指します。 |
日本酒の種類
あまり馴染みがない人でも「純米吟醸」や「大吟醸」など聞いたことがある言葉もあるかもしれません。
日本酒には原料や製造過程の違いにより、さまざまな種類があります。
その規定は細かく分けられています。
覚える必要はありませんが、今飲んでいるお酒がどの部類のものなのか?気になったときは参照してみてくださいね♪
さいごに
用語も種類も意外にたくさんある日本酒、奥が深いですね!
よーく飲み比べてみるとその違いがよく分かるかと思います。
私もまだまだ分からないことがありますので、時々復習しながらお酒を楽しみたいです♪
それでは、ご覧いただきましてありがとうざいました!